『 SHERLOCK/シャーロック 』レストレード警部役のルパート・グレイブスの経歴や出演作を紹介

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『SHERLOCK/シャーロック』で愛嬌満点のレストレード警部を好演しているのは、イギリス俳優のルパート・グレイブス

イギリスのテレビドラマを観ていると、結構頻繁に登場する俳優さんです。

演技派俳優としても知られるルパートですが、実は演技学校に通った経験はないんです!

 

 

多くのイギリス俳優は、大学で演技を専攻したり、通称「ラダ」で知られる王立演劇学校で演技の勉強をしたりして演技の基礎勉強をし、後に俳優デビューをします。

 

ところが、ルパートはと言えば、演劇学校はおろか、学校も15歳までしか通っていませんでした。

因みに、15歳で学校を辞めざるを得なかった理由は、学校が閉校になったから。

 

 

家族の健康状態とか経済的な理由とかで学校を辞めたのではなく、学校が無くなっちゃったからなんですね。

 

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サーカスで働いていたの?

さて、学校を辞めたルパートは仕事を持つのですが、これも演技とは関係ありませんでした。

なんと、サーカスのピエロとして働いていたんです!

ルパートの綺麗な顔に赤鼻を付けた姿、一度目にしてみたいものですね。

 

 

『SHERLOCK/シャーロック』以外にもこんなに沢山の出演作がある!

ルパートは、1985年に製作公開された映画『眺めの良い部屋』で映画デビューを飾ります。

 

ヒロインを演じるヘレナ・ボナム=カーターの弟役。

初々しさとあどけなさが残る、可愛らしいルパートが印象的です。

 

翌々年に製作公開された映画『モーリス』では、なんとゲイ役で出演!

すでに演技派俳優としての片りんを見せています。

 

因みに、偶然ではありますが、『モーリス』でもヘレナ・ボナム=カーターと共演しているんです。

1985年に映画デビューを飾ったルパートは、順調に様々な映画やドラマに出演し、これまでに出演した映画は25本以上、テレビドラマは35本以上!

 

活動的ですよね。

 

 

ルパートは、映画、テレビドラマ、舞台と精力的に活動する俳優

 

それだけではありません。

 

その合間を縫って、舞台にも意欲的に参加してきました。

因みにルパートは、映画、ドラマ、舞台の中で一番舞台での演技が好きなんだと、インタビューで語っていました。

 

ロンドンを訪れた際には、ぜひルパートの演技を生で観てみたいものですね。

 

 

ヘレナ・ボナム=カーターとの共演が多い?

 

先にも述べたように、ルパートはヘレナと共演することが多いんです。

 

今まで共演した作品は以下の通り。

1985年『眺めの良い部屋』

1987年『モーリス』

1991年『天使も許さぬ恋ゆえに』

1998年『The Revenger’s Comedies』(日本未公開)

2014年『MI5: 灼熱とコンスパイラシー』

 

 

ルパートが、ヘレナとの共演は笑いに溢れて楽しいと言っていましたが、当然ですよね。

演技派俳優が二人も揃っているんですから、楽しいに決まっていますよ!

 

 

ルパート・グレイブスは悪役やゲイ役を演じることが多い俳優

 

ルパートと言えば悪役。

とにかく悪役に抜擢されることが多い俳優なのです。

 

2009年に出演した『アガサ・クリスティー ミス・マープル(ポケットにライ麦を)』では二枚目の犯人を演じました。

2010年に出演した『ロー・アンド・オーダー UK』では三人を殺した統合失調症の男を怪演。

他にもナチを演じたり、別の殺人犯を演じたりと、とにかくルパートは悪い男を演じることが多いんです。

 

 

また、ゲイ役に抜擢されることも比較的多いです。

代表作は、1987年の『モーリス』と2007年の『Clapham Junction』(日本未公開)。

『モーリス』では美青年のゲイを好演、それから20年経った『Clapham Junction』では中年のゲイをさらりと演じています。

 

『Clapham Junction』に登場するルパートは、『シャーロック』の時と同じ髪型で似たり寄ったりの服装だったりするので、「ついレストレードは実はゲイなのでは」と思えてしまうところが面白いです。

 

レストレード警部という役

 

ルパートは、本当に自然にレストレード警部を演じていますが、秘訣はあるのでしょうか。

インタビューで、「脚本を参考に役作りをした。」と答えていました。

アーサー・コナン・ドイルの原作は全く参考にせずに、脚本の中のレストレード警部を理解し、表現しようとしたとのことです。

 

ルパートは、役を演じる前には入念な下調べをするそうですが、あとは自然に任せて演技をするというのを心がけているんだとか。

そうじゃないと、不自然な人間が出来上がってしまうから。

自然に任せた演技をしているから、オーディエンスは自然体のレストレード警部を見ることが出来るというわけなんですね。

 

 

ところで、レストレード警部とルパートに共通点はあるのかというと、ルパート曰く「どちらもドーナツが好きなところ」だそうです。

なんともチャーミングな回答ですね。

 

 

ルパートの好きな映画やドラマ、共演したい俳優は誰?

 

ルパートのお気に入りの『SHERLOCK/シャーロック』のエピソードは、シーズン2の最後のエピソード「ライヘンバッハ・ヒーロー」です。

 

サプライズの連続で、スリリングなところが面白いから好きだと、インタビューで語っていました。

 

好きな映画は?

 

ルパートの好きな映画は、1954年に製作公開された『波止場』

クールなマーロン・ブランドに惹かれたとか。

『波止場』なら、どの役でも出演してみたいと熱心に語っていました。

 

 

ジェームズ・ボンド俳優は誰が好き?

 

イギリス人俳優が必ず受ける質問、「ボンドを演じたいですか?」

 

これに対してルパートは、「どうかな、もう歳だからね。」なんて返事していましたが、現ボンド役のダニエル・クレイグだって、もう50歳。(ルパートは54歳。)

 

まだ大丈夫でしょう!

 

因みに、ルパートのお気に入りのボンド映画は『ゴールド・フィンガー』で、好きなボンド俳優はロジャー・ムーアだそう。

 

「ロジャー・ムーアは、ボンドをコメディタッチで演じているのが良い!」と回答していました。

そのロジャー・ムーアは、58歳までボンドを演じていたわけなのですから、ルパートだってまだまだいけますね!

 

共演したい俳優は?

 

メリル・ストリープとは絶対に共演したいんだそうです!

二人が夫婦役で共演してくれたら、さぞ素敵な映画になるでしょうね。

今後に期待したいところです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

いつもシャーロックの活躍の陰に隠れて、冴えないレストレード警部役を好演しているルパート・グレイブス。

 

ダメ警部役はもちろん、悪役、ダメ男、モテ男、そしてシェイクスピアに至るまで、様々な人物に化けるのを得意とした俳優さんです。

 

『SHERLOCK/シャーロック』のレストレード警部に胸キュンしたならば、是非ルパートが出演している他の作品もチェックしましょう!

 

あなたの知らないルパートの魅力にノックダウンされること間違いなしです。

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