1887年に小説が出版されてから、130年以上愛されるシャーロック・ホームズ。
中でも最も熱いのは、ベネディクト・カンバーバッチがタイトルロールを演じたBBCドラマ SHERLOCK/シャーロック。
砂粒一つも見逃さない冴え渡る推理とスタイリッシュなアクションを武器に、陰謀渦巻くロンドン、世界を股にかけて活躍するコンサルタント探偵。
極限まで調査する最中は、
Don’t do food when I’m working. Makes you tired, when you digest. (仕事中は食事を取らない。消化は思考を鈍らせる) S1E2 死を呼ぶ暗号より
と言い放つほどです。
しかし、普段からコーヒーさえも自分で淹れないシャーロック。
捜査中でなくても、食事を取るシーンはとても少ないように感じます。
そこで今回は、S1E1 ピンク色の研究 からS4E3 最後の問題 まで「少食なシャーロックが食べていた物と回数は?」
調べてみました!!
「少食なシャーロックが食べていた物と回数は?」
S1E1 ピンク色の研究
食事:0回
記念すべき初登場シーンで、シャーロックはモリーにコーヒーを頼んでいました。
Black, two sugars, please(ブラックコーヒー、砂糖二つ)
ブラックをそのまま飲みそうなイメージのシャーロックですが、脳に必要な糖を補給するためか、コーヒーの苦さが苦手なのか、砂糖を入れるようです。
苦さが苦手なのだとしたら、傍若無人なシャーロックの意外な一面ですね。
張り込み中、ジョンが食べているときでもシャーロックはラテのようなものを飲んで過ごしていました。
Thanks to everyone who included #Sherlock in their #7FavTVShows lists. pic.twitter.com/4XxsaQ13hI
— Sherlock (@Sherlock221B) August 17, 2016
ストーリー中では飲み物しか飲まなかったシャーロックでしたが、事件解決後、ジョンにベイカーストリートの美味しい中華料理店に行こうと言っていたので、事件が終わると食べるというスタイルなのかもしれません。
S1E2 死を呼ぶ暗号
食事:0回
ジョンが食べているときでも、シャーロックは食べないというシーンが二回ありました。
また、食事を選ぼうとしていたモリーに助言は与えても、自分は食べていませんでした。
S1E3 大いなるゲーム
食事:0回
冒頭、食卓は実験器具に占拠され、冷蔵庫には人の頭が入っており、怒っているジョンに紅茶をくれとシャーロックは言っています。
その後、やはりジョンが食べるシーンはありましたが、シャーロックは何も食べていませんでした。
S2E1 ベルグレービアの醜聞
食事:2回
ジョンとともにハドソン夫人が用意した朝食を食べていました。
アイリーンからのメールを見るのに立った際、食べ終わった皿が写っていましたね。
しかし、クリスマスの翌日は、ハドソン夫人が用意した朝食に口をつけていませんでした。
— Sherlock (@Sherlock221B) November 10, 2016
強盗をグレッグに引き渡した後、ハドソン夫人の冷蔵庫から何かのタルトを勝手に食べていました。
その様子にハドソン夫人は何も言わなかったので、いつも夫人の冷蔵庫から食べ物を拝借しているのかもしれませんね。
S2E2 バスカヴィルの犬(ハウンド)
食事:0回
ヘンリーの家で角砂糖を二つ入れたコーヒーを飲んでいました。
最後のシーンで、ジョンはイングリッシュブレックファストを食べていましたが、シャーロックはやはりコーヒーだけを飲んでいました。
S2E3 ライヘンバッハ・ヒーロー
食事:0回
シャーロックがモリアーティーにわざわざ、紅茶を淹れています。
自身の分にもミルクを入れて飲んでいました。
S3E1 空の霊柩車
食事:1回
チップスを食べている様子がありましたが、メアリーからジョンが連れ去られたことを知らされて落としていました。
落ちた量が少なく見えたので、調査からの帰りに買って食べながら帰ってきたようです。
S3E2 三の兆候
食事:0回
As it's #InternationalTeaDay… pic.twitter.com/9EVjXW3A0w
— Sherlock (@Sherlock221B) December 15, 2015
ハドソン夫人が朝、シャーロックに紅茶を淹れていました。
S2E3でも出てきたこのティーセット。
紅茶を飲むときはこのティーカップと決めているのかもしれませんね。
©2017 Ali Miller London · Website design by Chia
このティーセット、アリ・ミラーという会社から実際に売られています!
なかなかいいお値段ですね…。
ジョンの結婚式では出されたコース料理を食べたようです。
スピーチのために立ったとき、使われた後のナプキンが写ってました。
コース内容は前菜がパテ、メインはローストビーフ、デザートはプロフィトロール・オ・ショコラ(チョコレートのかかったプチシュー)でした。
そして、ジョンからベストマンを頼まれたときは驚きのあまり、目玉入りの紅茶を飲んでしまいました。
また、モリーに計算してもらった443.7mLのビールをメスシリンダーで飲んでいました。
映った限りでは8回飲んでいました。途中でジョンがショットを飲んでいたことを除くと、一人約3.5Lのビールを二時間で飲んだことになります。
名前当てゲームをしているときは、ウィスキーを飲んでいました。
その後の調査で吐いてしまっても当然の飲酒量でしたね。
S3E3 最後の誓い
食事:1回
マグヌッセンのオフィスに侵入する方法を考える際、ジョンとともにコーヒーを手に話しています。
また、入院中にマグヌッセンと会った時はトマトペンネを食べていました。
S4E1 六つのサッチャー
食事:1回
大切な会合中に、ジンジャークッキーを一気に取って食べてました。
勝手気ままなシャーロックの一面がよく分かりますね。
S4E2 臥せる探偵
食事:2回
チップスを口実に依頼人と外出しました。
直接食べているシーンは見られませんでしたが、ヘリコプターからの映像で自身の分も買っていたのが見えたので、話をしながら食べていたのでしょう。
また、その後のシーンでは飲み物を飲む仕草を見せていました。
缶の見た目からエナジードリンクのように見えます。
朝のシーンでは、ハムと野菜がはさまったバケットも食べていました。
長い時間、依頼者との散歩を楽しんでいたようですね。
そして、錯乱状態のシャーロックは、ハドソン夫人に紅茶を頼んでいました。
S2E3、S3E2と同じティーカップでしたね!
最後、誕生日会のケーキについては、砂糖のかたまりと毒づいていたので、甘すぎるものは苦手なのかもしれませんね。
また、ジョンのセラピストの家の花瓶から水をがぶ飲みしていました。
S4E3 最後の問題
食事:0回
息もつかせぬ謎解きの応酬では、ご飯を食べている時間もありませんでしたね。
まとめ
SHERLOCK/シャーロック 少食なシャーロックが食べていた物と回数は?についてご紹介させていただきました。
謎以外にはほとんど興味のないシャーロックの食生活でしたが、イギリス人らしくチップスや紅茶をたしなむ場面は多かったです。
特にチップスに関しては2回登場しましたが、どちらもシャーロックが自ら買い求めたものでした。
手軽に食べられてお腹に溜まるというのは、効率を重視するシャーロックにとってピッタリの食べ物なのでしょう。
また、イギリスでは紅茶を飲む際、先にミルクを入れるか後にミルクを入れるかという論争を起こるほどですが、シャーロックは後入れ派のようですね。
ちなみに、ハドソン夫人はミルクを先に入れていました。
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