海外ドラマの中でも絶大な人気を誇る NCIS~ネイビー犯罪捜査班、日本でも見たことがある人はそれなりにいるかと思います。
そんな私も、たまたまレンタルビデオ店にてなんとなく目についてレンタルをしてみたあの日から、どっぷりとこの世界観に嵌り、現在もNCISというドラマの海へとハマり続けています。
NCIS ネイビー犯罪捜査班といえば、一人一人誰をみても、それは個性のある魅力的な人ばかり・・。
様々な個性派キャストの中でも抜群に飛びぬけた存在感と演技力で見る人を虜にしているのが、NCIS特別捜査官 上級捜査官のリロイ・ジェスロ・ギブスではないでしょうか。
ドラマと分かっていても、そんな彼の言葉には、度々ハッとさせられたり、ジンと心に響いてみたり・・・その中でも特にぎゅっとくる言葉を10個集めてみました。
「お前が頼りなんだ」
たったこれだけの言葉ではありますが、トニーの心は更にギブスというボスへの信頼が増し、そして自分自身も強くなるような気分だったことでしょう。
いつも軽いノリのトニーは、なにかにつけてギブスから頭をペチンとされてばかりですが、やはりいざという時には頼りにされているのねと私も思わずウンウンと頷きました。
あの頭ペチンは、ギブスにならされてもいい。いや、されてみたい!
もしも私が「お前が頼りなんだ」なんてギブス言われた日には、エベレスト登山でも挑戦しちゃう位、どんな難関にでも頑張れる気がします。
ボス、あなたにならどこまででもついていきます。
「センパーファイ」
常に忠誠を!
といった意味のようですが、ギブスの口からこの言葉が発せられると、不思議と頭の中になにかとても懐かしい物を連想したくなります。
何故なのでしょう?
とても清々しい気持ちにしてくれます。
この言葉を好きな人は多いだろうなあ。
NCISファンの間では、もはや鉄板の台詞ではないでしょうか。
私がギブスから「センパーファイ」と言われたら、考えるよりも先に、知らず知らずのうちに身体が動いてプレーリードッグさながらに姿勢よく立ち、ピシッと敬礼ポーズをとってしまいたくなります。
カッコいい言葉だなぁ・・といつもウットリ。
女性でありながらも、真剣にアメリカ海軍で真剣に働いてみたくなるそんな衝動に駆られます。
たったの一言の影響力の計り知れない事といったらありません。
「今度支持を聞かなかったら、殺す」
ジヴァとトニーへの言葉。
部下が自分を思うあまりの行動に対しての言葉ですが、部下の事を誰よりも真剣に思い、家族のように考えるボスであるが故の言葉ですね。
NCIS・・ボスが部下を思い、部下がボスを慕う、こんな素敵な関係を築ける組織は世の中に一体どれだけあるのだろう?
ここまでお互いに慕えたら、それはもはや組織じゃなくて家族です。
家族でもここまでの絆はなかなか難しそう。
でも、一生に一度位は、そんな仲間と巡り合いたいですよね。
「やるべきことをやれ」
ジヴァの死を目の当たりにしたトニーへと告げた言葉。
ギブスのあの鋭く力強い目でこのセリフを言われたとしたら、きっと考えるよりも先に行動に移せそうな気がしてきます。
今やるべきことは何なのか?
ハッとさせられることでしょう。
そして「OK ボス」と答えてしまう自分自身が想像できます。
「何かあったり、誰かと話したくなったら電話しろ」
子供の事も、きちんと一人前に扱うギブスのその姿勢。
いつも感心させられます。
子供の事をなかなか対等に見てくれない大人が多いですよね。
子供にも対等に話す彼の姿勢は、我々大人が見習わなくてはいけないとても大事な事だと考えさせられます。
あんなふうに子供に理解のある大人が近くにいたら、素敵ですね。
「謝るな 弱さのあらわれだ」
身体中の空気を一気にぬかれたかのようにストンと胸に突き刺さります。
マクギーもこのボスの言葉で、はっとさせられ、それと同時に自分に自信をもてるようになったのではないかと思います。
人間は自分の行動一つ言葉ひとつで強くもなれるし、弱くもなる。
強くあってほしい、自分に自信をもって仕事をして欲しいというボスの厳しくも優しいそんな言葉です。
「忘れずに前に進むんだ」
とても深い言葉ですね。
ギブスがケイトの姉であるクランストン博士に告げた言葉ですが、ケイトの死を受け止めつつも心の方がついていかない状況の彼女にあえてこの言葉です。
厳しいようでいて、とても温かい・・・身体全体をふんわりと絹で包まれたような感覚になりました。
悲しい事、辛い事、どんな事があっても頑張って生きていかなくちゃと背中をポンと押された言葉です。
「覚悟がなきゃこれほど苦しまない。」
養子縁組を解除されてしまい、自分の心との葛藤に負けそうになるパーマーに、真意をつくこの一言。
今のその悔しくて失望した気持ちをバネに乗り越えろという励ましが、心に響きました。
親になるということ、家族をもつということは素敵である反面、とてつもなく大変なものを背負うということ。
だから、この程度の事でくじけてはいけない。
その覚悟がないとやっていけない、覚悟があるからこそ人は悩み、苦しむのだという単純だけど、単純がゆえに気づきにくいことを教えてくれました。
「自分と家族のことを大事にしろ!」
最愛の人、ジヴァを失い途方にくれるトニー。
そしてそのジヴァと自分の子供がいたことを初めて知ったトニーの出した決断は、NCISを辞めて子供を育てていくということ。
ボスにとって、一番信頼のおける部下に違いないトニーへ人生の先輩としての最高の助言を伝えました。
自分と家族のことを大事にしろ!
分かっているけれど、ふと忘れてしまいそうになるこの大事な事をギブスの言葉で思い出させてくれました。
「明日は久しぶりに親に電話でもかけてみようかな」と思いたくなったセリフ。
「お前以外に誰がいる?」
マクギーの結婚式の前に、自分の特別な日にだけつけているという腕時計をマクギーへとプレゼントをするギブス。
ギブスが父親から結婚式にもらった大切な腕時計をそっと渡すそのシーンは、まるで本物の親子のようでした。
きっとマクギーにとっても、一生に一度の忘れられない贈り物となったことでしょう。
人柄と優しさが溢れ出るシーンでしたね。
ギブスのぎゅっとくる言葉・・挙げればキリがない程ありますが、やはりこの10の言葉は、日常生活に追われ大切なことを忘れてしまいがちな私の心にそっとノックをしてくれました。
厳しくもありやさしくもある、そんなギブスの言葉には今後も目が離せません。
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