探偵&刑事ドラマが好きなあなたへオススメする「イギリス人の名優が演じる推理・刑事ドラマ」
クオリティが高くて、面白そうなの無いかな?
という方へ向けてまとめました。
「シャーロック・ホームズの冒険」(主演:ジェレミー・ブレット)【1980年】
概要
イギリス制作のテレビドラマ。
原作:「名探偵ホームズシリーズ」
作者:アーサー・コナン・ドイル
ジェレミー・ブレットが演じたホームズは世界中のファンから「史上最高のホームズ」と称賛されました。1980年代から1990年代半ばまで続いた長寿番組です。
日本でもテレビ放送され、大人気になりました。
あらすじ
舞台は19世紀後半、ヴィクトリア朝のイギリス。
ロンドンのベーカー街221Bに住む探偵シャーロック・ホームズ。
彼は世界唯一の諮問探偵です。
ホームズは親友で同居人の医師ジョン・H・ワトソンと共に難事件に挑みます。
ホームズの依頼人は「訳あり」な問題を抱えています。
政治家や上流階級出身者、時には王族がお忍びで依頼に来ることも・・・。
そのため、報酬額も信じられないくらい高額です!!
おすすめポイント
日本のテレビ版では放送の都合上、カットされたシーンがあるのでソフト化されたノーカット版&字幕で見ることがおすすめ!
理由は字幕版の方がホームズの「エキセントリックさ」がよく伝わってくるからです。
ホームズは探偵をしていますが、自分が興味持った事件の捜査しかしません。
「自分が興味を持ったことだけをする。興味のないことは一切しない。」
そういうスタンスです。
思い立ったらすぐに行動開始!
周りの人から変わり者扱いされてもホームズは全く気にしません。
そんなホームズを慕い、事件解決のためにどこまでも着いていくホームズとワトソンとの絆も見どころの1つです。
「名探偵ポワロ」(主演:デヴィッド・スーシェ)【1989年】
・概要
イギリス制作のテレビドラマ。
原作:「名探偵ポワロシリーズ」
作者:アガサ・クリスティ
ポワロ役のデヴィッド・スーシェは1989年から2013年までポワロを演じ続け、原作のほとんど全てをドラマ化するという偉業を成し遂げました。
彼は役作りのために原作を全て読み、「小太りで口ひげを生やしたベルギー人探偵」という原作に近いポワロ像を作りあげました。
あらすじ
第一次世界大戦後のロンドンで私立探偵をしているエルキュール・ポワロ。
彼は第一次世界大戦後にイギリスに亡命したベルギー人(元警察官)。
ポワロはロンドンに個人事務所を持ち、相棒で元軍人のヘイスティング大尉、秘書のミス・レモン、スコットランド・ヤードのジャップ警部と共に事件を捜査します。
ポワロが担当するのはあまり公にできない「訳あり」の事件ばかり。
休暇中に殺人事件に巻き込まれてしまうケースも多々あります。
おすすめポイント
「名探偵ポワロ」も字幕版でみることをおすすめします。
字幕版でないと、ポワロとその周りの人たちとのちょっとしたズレから生まれるコミカルさが視聴者に正しく伝わらないと思うのです。
ポワロは余暇を大切にするので旅行や食事会のシーンが多いです。
そのようなシーンから1930年代から1940年代の人々のライフスタイルが見えてきます。
ポワロはとてもオシャレ!
身だしなみにとても気を配る性格なのでポワロのファッションも見どころの1つです。
彼は常にレディ・ファーストを徹底している物腰柔らかなおじ様。
ですが、彼はとても神経質でこだわりの強い性格でもあり、周りから変わり者扱いされることがあります。
しかし、本人は全く気にしていません。
特にポワロが一番嫌うのは、フランス人に間違えられることです。
ポワロの母国ベルギーは、フランス語を使うのでポワロの英語にはフランス語訛りがあります。
それが原因で人々から誤解されることがあるのです。
そんな時、ポワロはベルギー人の誇りにかけて猛抗議します。
興奮すると英語ではなく、フランス語が出てくるところが面白いです。
「刑事フォイル」(主演:マイケル・キッチン)【2002】
・概要
第二次世界大戦中から戦後のイギリスが舞台のテレビドラマ。
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
あらすじ
1940年代、第二次世界大戦中のイギリス。
主人公は警視正クリストファー・フォイル。
フォイルがドーバー海峡付近の小さな町ヘイスティングスに赴任するところからドラマが始まります。
戦争が始まり、多くの人々が戦場へ行ってしまい、どこも人手不足・・・。
しかし、そのような状況でも警察は国内の治安を守らなければなりません。
戦争の混乱に乗じて発生する事件、イギリス在住の外国人(敵国出身者)への差別などがドラマの中で描かれています。
フォイルは優秀な警察官ですが、決して派手なタイプの人間ではありません。
どちらかと言うとあまり目立たないタイプです。
しかし、事件解決には努力を惜しみません。
犯人を追い詰める執念は人一倍強い。
おすすめポイント
第二次世界大戦下のヨーロッパで何が起こっていたのか、このドラマを通して知ることができます。
イギリスでは親戚や友人が「敵国人」になってしまうという悲劇が生まれていたようです。
ドラマ序盤は戦時下ということもあり、少し暗い雰囲気。
フォイル自身も将来に不安を感じながら、悲惨な事件と向き合います。
やるせなさと切なさを抱えるフォイルを演じるマイケル・キッチンの演技が素晴らしいです。
「シャーロック」(主演:ベネディクト・カンバ―バッチ)【2010】
・概要
イギリス制作のテレビドラマ。
原作:「名探偵ホームズシリーズ」
作者:アーサー・コナン・ドイル
現代のイギリス、ロンドンにホームズが登場します!
本作は世界中で大ヒットし、往年のホームズファンも納得した作品と言われています。
ホームズ役のベネディクト・カンバ―バッチとワトソン役のマーティン・フリーマンの代表作になりました。
あらすじ
ドラマの舞台は現代のロンドン。
世界唯一の諮問探偵ホームズと医師ワトソンは共通の友人を通してルームシェアリングをすることになります。
場所はもちろんベーカー街221Bです!
人を観察して一瞬のうちに相手の趣味、癖、病歴を言い当てたり、薬品や心理学等の専門的な知識を持っているホームズ。
ワトソンは頭脳明晰なホームズに感心します。
しかし、ホームズはただ自分の知的好奇心を満たすために行動しているだけ。
彼の辞書に「空気を読む」という言葉は存在しません。
やりたい放題のホームズにワトソンは苛立ち、衝突しますが、やがて友情が芽生え、共に事件を捜査するようになります。
おすすめポイント
ストーリー展開が非常に早いです。
登場人物たちの掛け合いが見事で、見ていて痛快な気分になれます。
「シャーロック・ホームズの冒険」のオマージュと考えられるシーンが本作の中に多数見られので
「シャーロック・ホームズの冒険」を見たことのある方は本作をより楽しめます。
特に宿敵モリアーティーとの闘いはドラマのハイライト!
「刑事ヴァランダー」(主演:ケネス・ブラナー)【2008】
・概要
イギリスのBBCで放送され、大ヒットしたテレビドラマ。
原作:「クルト・ヴァランダーシリーズ」
作者:ヘニング・マンケル
あらすじ
スウェーデンの小さな港町イースタ。
主人公は中年刑事クルト・ヴァランダーです。
ヴァランダーは物静かな性格ですが、事件と向き合う時は常に真剣勝負。
熱いハートを持った刑事。
私生活では妻と別居中。
妻にはパートナーが見つかり、ヴァランダーにも「離婚」が現実のものに・・・。
彼の娘リンダは父親のことを気にかけており、「パパも新しいパートナーを見つけて前に進むべきだ。」と提案しています。
ヴァランダ―は仕事のできる刑事ですが、激務の間にも時間を作ってデートをしたり、まめにリンダに電話をかける人間味溢れる一面も。
ヴァランダーが追う事件と彼の私生活の行方が気になるところです。
おすすめポイント
ヴァランダー役を演じるのはイギリス出身の名優ケネス・ブラナー。
「シェイクスピア俳優」としても有名です。
本作では製作総指揮も務めています。
静かで美しいイースタとは対照的に殺人事件の内容は残酷で恐ろしいです。
ドラマの原作がスウェーデンの作品だということ、スウェーデンがロケ地になっていることから北欧の雰囲気が感じられます。
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